おちこんだりもしたけれど、

こころの整理の為と、忘れてしまわない為に。

読売新聞日曜版

私元気です!!

久しぶりに寝て、頭は冴えるは、体は軽いわ!

いい感じです。

 

気になっていたお蕎麦屋が思ったより混んでいて、お料理が来るまで時間がかかるそうなので書き始めることにする。

 

前回漫才について書いたのだけど、とても気持ちが良かった。

自分が頭の中で好きだと思っていること、その理由が形になった感覚がそうさせたんだと思う。

 

なので、今日も僕は好きなものについて書く。

きっとこれからも好きなものをここで紹介していくことになると思う。

 

今日は

あたしンち

について語る。

 

僕は漫画が死ぬほど好きだ。

小学生の時に読み始めて、毎週ジャンプとマガジンを読んでいたし、実家にも今の家にも所狭しと漫画が置いてある。

 

ある時から、お年玉をもらったらそのお金で読んでみたい漫画を全巻購入して

それを冬休み読み続けるということをしていた。

 

そんな僕が好きでたまらない漫画の1つが

あたしンちである。

 

あたしンちは読売新聞日曜版で連載されていた全編カラー漫画で、立花家の日常がただ描かれていく漫画である。

 

主な登場人物はお母さん、お父さん、みかん、ユズヒコの4人家族。新聞連載ということもあり、1話完結で大変読みやすい。

 

とまあこんな大枠なのだが、僕が大好きなのはけら先生の目線。

 

日常を描いていく中のテーマ設定のちょっと意地悪な愛おしさがたまらなく最高なのだ。

 

なぜ、卵かけご飯はご飯に穴を空けて卵をかけるのか。

ソフトクリームを食べている人はみんな無表情。

ケチなお母さんがトイレットペーパーだけは高級なものを使う理由。

友達のお姉ちゃんは可愛くみえる。そして、自分のお姉ちゃんはお母さんと同じ枠。

家族それぞれの掃除のやり方。

 

こんなテーマで1話が進んでいく。

なんだか、読みたくなってきたでしょう?

日常にはこんなにも面白いんだってことを小学生の僕にご紹介してくれた。

 

最後に僕の大好きな神回のお話。

といっても、内容はすぐに説明できる。

 

決死の覚悟で学校をサボるみかんと親友のしみちゃん。そのまま海に向かうが、やることがなくて午後から登校する。

 

ああ、なんて日常なんだっ!

大好きだ。

 

 

 

 

 

 

ツッコミ主導漫才と、ツッコミのコピー化について。

わたし、元気じゃありません。

元気じゃないので、元気を出そうと思い今日は大好きな漫才について書こうと思う。

 

M-1から早1週間が経とうとしている。

毎年恒例の年末のお祭り。

僕にとっては3回戦くらいからのチェックがライフワークとなる、最高のコンテンツである。

 

あのコンビが面白かったとか、あの審査員がどうだったとかはどこにでも書いてあるし、圧倒的に主観で

出てないやつがごちゃごちゃ言うなって感じなので、

 

ここに残すのは2018年の漫才全体感である。

(そっちの方がごちゃごちゃ言っている)

 

 

今年の霜降り明星優勝が示すのは、

ツッコミ主導漫才の時代が完成した

ということだと思っている。

 

ボケている時に笑いは起きず、何が起きているんだろうと思っているところに

ツッコミが来てドカン!

この構図の漫才を僕はツッコミ主導漫才と呼んでいる。

 

巨人師匠はこの漫才を新時代型と評していたが、この戦い方で結果を残していた第一人者といえば南海キャンディーズだろう。

 

しずちゃんが何しているかわからない中で、

山ちゃんのツッコミワードセンスで笑いをとっていくそのスタイルは、初めて見たとき腹を抱えて笑った。

 

山ちゃんもM-1後1発目のラジオで、このスタイルで優勝されちゃうと嫉妬しちゃうから本気でジャルジャルを応援してたと言っていた。

山ちゃんのお笑い批評は本当に参考になる。

 

山ちゃんは、霜降り明星くらいのスピードが本当は欲しかった。南海キャンディーズの理想形かも。と言っていたけど、僕は霜降り明星粗品のツッコミはワードセンスとスピードとは別の新しさがあると思っている。

 

それは、ツッコミのコピー化である。

ツッコミが会話と切り離されているといえば分かりやすいだろうか。

 

せいやとのやり取りではない。

せいやのボケがすっと腹落ちする最高の言葉をチョイスして、ボケを説明してくれる。

そのツッコミは、1回違和感を抱いた後、この気持ちだったのか!と感情を導いてくれるキャッチコピーと同じ役割である。

 

〇〇か!と粗品なツッコまない。

単語をツッコミとして利用しているのだ。

キッズダンサーの笑顔!

みたいにね。

 

この説明するスタイルが見取り図の好評でナイツ塙が言っていた、3Dの漫才つまり、2人のやり取りだけで終わらない漫才ってことなんだろうと思う。

 

 

そんな評価を受けた見取り図のように、

ツッコミ主導漫才は今年沢山出ていた。

(僕は見取り図ももちろん大好きである)

 

霜降り明星、見取り図、ギャロップスーパーマラドーナ(今回のネタは違うスタイルだった)

決勝に来れなかったところでいうと、東京ホテイソンもそうである。

 

これだけのツッコミ主導漫才が結果を残しているところから時代の到来を感じるし、

霜降り明星のツッコミのコピー化によってその時代の完成を感じている。

 

2代目王者ますだおかだ増田がラジオでM-1の話をしていて、やはり粗品のツッコミを褒めていたのだが、

その中でとっても最高な話があった。

 

でも、ツッコミを変えたのもダウンタウンの浜田さんですからね。

 

ダウンタウンのブレインはまっちゃんである。

これはれっきとした事実。

でも、浜ちゃんのツッコミにみんな新しさを感じたし、大好きだったし、ツッコミも人気モノになれたんだとか。

 

ああ、偉大なるダウンタウン

M-1の審査員紹介で、2009年あたりまでまっちゃんの時に使われていた

漫才はこの男以前と、この男以後に分かれる。

という紹介が大好きだった。

 

ダウンタウンはツッコミの概念も変えてくれていた。

 

千原ジュニアはコンビのパワーバランスが5:5のコンビをいつも評価する。

その1組目がダウンタウン。最新が霜降り明星なのだ。

 

奥が深すぎて一生の趣味になるぜ漫才。

今年も沢山の素晴らしいネタをありがとう。

芸人さんが命を削って作るネタ。命を削って笑いを作っていること。削っていることを絶対に外に見せないこと。

僕が最も尊敬する職業はいつも芸人さんである。

 

 

最後に今年最高に面白かった粗品のツッコミをご紹介。

 

オーロラツーステインクリア!!!

 

ほら、元気が出てきた。

 

 

 

 

ハングオーバードーズチル

私、あと何時間かアロハ。

 

前の投稿で書いたハワイ旅もあと数時間で終わりを迎える。

男7人1部屋の旅から容易に想像できるように、

99の最悪と100の最高が詰まった旅だった。

 

振り返ると必ず最高が勝っているから、たとえ最悪を経験してもこういう旅を死ぬまで辞められないんだろうなと思う。

 

色々なことがありすぎて、本来なら何を書くか迷うところだが、

今回はどうしても書きたい1つを書いておくことにする。

 

最終日前日。(僕は2番目に早い帰国なので、みんなはまだまだハワイライフを楽しむ)

この日はあいにくの雨だった。

 

「することがないなあ」となり、この日はお土産デーに。

お土産が格安で手に入るというハワイのドンキホーテや、いくつかのお土産店を周った。

 

これはこれでいい日となった訳だが、この日までダラダラしてしまったこともあり、僕はやりたかったことを消化できずに心底悲しんでいた。

 

ああ、これで終わってしまうのかなあ。

と思いながら買い物を済ませ店を出ると

 

雨は止み、虹が2本出て、夕焼けに空が染まっていた。

 

現地の人も外に出て写真を撮るほどのその美しさは日本では決して見られない幻想的なものだった。

 

幸運にも、海のすぐそばのお店にいた僕たちは

海まで行って見ることにした。

 

みんなで写真を撮ったりしながら歩いていたが、僕がこのままじゃ日が落ちるかも!と思った途端

 

みんな走り出していた。

 

ラグビー部の同期の背中を追いかけて走ったその瞬間が

僕にとってこの旅行のピークだったと思う。

 

 久しぶりに感じた。

ワクワクとドキドキが重なっていく感じ。

 

僕はあの感覚を、

みんなが青春と呼んでいるんだと思う。

 

そこに早く辿りつきたくて、勝手に足が前に進んでしまう感覚。

その先に待つ未来が見たくて、でもそこに向かう今が大好きな瞬間。

走ろうとせず、気づいたら足が動いているのである。

そりゃあ怖いものなんてない。

だから無敵なのだ。

 

僕の足も、勝手に進んでいた。

あの時の僕たちだって、無敵だったと思う。

 

海辺に辿り着いた僕たちは、日が暮れるまで、そこに座った。

 

同期が「海里を送り出すみたいな夕陽だったな。」と言っていた。

ああ、また1つ最高が増えてしまった。

 

物語はいつだって、どこから始まるかわからない。

ありがとうハワイ。

こんな気持ちに出会わせてくれて。

全然観光はできなかったから、また、すぐ来るね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

眠れない夜からが遠足です。

わたし、アロハ。

 

これからハワイへ行く。

そう、いわゆるワイハ〜である。

 

ついに自分のお金でハワイに行ける歳になった。

僕はハワイに2度ほど行ったことがあるが、どちらも小さかったので記憶は曖昧である。

潜水艦に乗ったこと、潜水艦で僕だけタコを見つけられなかったこと、バナナの天ぷらが美味しくて1人で食べまくったこと、イルカの兄弟を観たこと、帽子の後ろかぶりにハマっていたこと、ピンクのホテル(後に有名なホテルだと知る)、ピースよりもグッドポーズ(今でいう、いいねの手の形)の方がカッコいいと信じていたことなどは覚えているが、

どれが1度目のハワイか、2度目のハワイかは思い出せない。

 

その頃と同じ、まるで幼稚園児のような、人に頼りっぱなしの準備を終えた今僕はとても緊張している。

 

そういえば、僕は小さい頃から旅行の前日に行きたくないなあって思う子供だった。

 

そんなこと言ったら家族の空気を壊すなあと思って、言わないでおいたのを覚えているから

その頃から性格は変わっていない。

 

今は半々くらいの割合。国内では楽しみな気持ちしか浮かばなくなったが、海外はそうもいかないらしい。

 

楽しいことに行くって頭では理解しているのに、緊張したり、ドキドキしたりするなんて損だなあ。と昔は思っていたが

 

この些細な気持ちの変化とか、敏感で不安定な心を評価してくれる仕事があって、

素敵と言ってくれる人たちがいて、

共感してくれる人たちがいる、ということ知った今では「まあいいか」と思えている。

 

ドンキホーテに大きな駐車場があって、車が多かったから

もう結構田舎まで来たようだ。

 

そろそろ空港だろうか。

 

えいやっと飛び出さなければいけない瞬間が多い僕たちは、踏み出さなくてもなんでもできる彼らより、勇気があるのだ。

 

 

 

魔ッサージ

私調子悪いです。

 

1週間ほど、なんだかぼーっとしている日々が続ている。

具合が悪いような気もするし、悪く無いような気もするという不思議な状態で、

この気持ち悪い感覚から抜け出したく僕は昨日マッサージに行った。

 

下北沢の整体を検索し、いくつか回ったもののどこもいっぱい。

マッサージに方向をシフトしてまた検索することになった。

どの口コミを信じればいいのかも分からず、どのサイトも同じことを言っている。

僕は自分に知識がないものを選ばなくてはいけない状況の時、とても寂しさを感じる。

すれ違う様々な人に相談したくなる気持ちをなんとか押し殺して、1つのマッサージ店にたどり着いた。

 

外観ボロボロ、この細い階段を登るのか…!とやっぱりやめようかと階段を見上げて見たが最後。お店の人に声をかけられてしまった。

 

今日に限って看板の修理をしているなんて・・・

いや、看板を修理しなきゃいけない(自力で)お店大丈夫かと不安になりながらも、話かけられてから無視する心の強さはなく

気づいた時には入店していた。

 

出迎えてくれたのは

髪がかなり薄くなってしまっている海外のおばあさん。

 

しまった!海外系のマッサージかっ

中国古式 タイ式 という言葉を世界で一番信用できない言葉だと思っている僕は

これから始まる1時間が地獄になる覚悟を決めた。

 

ヨレヨレのパジャマに着替え、マッサージがスタート。

 

ゴリゴリゴリゴリ

 

あれ?意外といい感じか?

 

と思うと、関節にある軟骨というかクリクリしてるところを見つける度にそこを親の仇のようにゴリゴリゴリゴリやられ

これが死ぬほど痛たかった。とにかく痛い。

 

痛がるとおばあちゃんに鼻で笑われるという地獄付きでその苦痛に悶絶していると

 

すぐさまやってきた最大の難関。

ふくらはぎである。

触られるだけでも耐えられないくらい苦手なふくらはぎをぎゅーっと握られ

ついに僕はベッドから飛び上がってしまった。

 

おばあちゃんは鼻で笑っていた。

 

そんなこんなで耐え忍ぶ結果となった1時間。

3000円の予定が5000円とられ僕の初マッサージは幕を閉じたのである。

 

施術の苦しさは仕方ないとして、

マッサージの方向を変えるときに

右手首、尻、右足首、左足首、尻、左手首

と順々に掴んで行くのだけは死ぬほどくすぐったいからやめていただきたい。

 

 

 

下北ダイアリー

わたし元気なはずなんですが。

 

下北沢に山角というお店がある。

昼は定食屋さん、夜は定食も食べられるしお酒も飲めるお店に変わる。

 

最近はなかなかない、手作りの定食が食べられるお店としてとても重宝しているのだが、

ふらっと行きたくなる理由がもう一つ。

 

お店を切り盛りする三姉妹だ。

姉妹なのかはわからないのだが、姉妹であってほしいという僕の淡い期待を込めてここでは姉妹とさせてもらう。

 

3人はとても素敵な雰囲気で、まるで海街ダイアリーを見ているような気分になる。

3人は声を掛け合うこともなく素晴らしい連携プレーで美味しい定食を出してくれる。

 

そんなお店に通っていて思い出すのは

3人というのは不思議なものであるということ。

 

僕には、小学校、中学、塾、高校、大学に3人組のコミュニティがある。

2人でも仲がいいし、2人でいるときはもう1人をネタにすることも多いが

やっぱり3人がしっくりくる。

 

ふと考えればあらゆる漫画やストーリーが3人のメインキャラによってなりたつ。

もっとメンバーがいても、役割が3人に固まっていたりね。

 

(ワンピースのルフィ、ゾロ、サンジみたいなパターンです。)

 

僕はリーダーになることもあったけど、いわゆる参謀の様な立場もたくさん経験してきたから、

 

きっと今有名な社長やクリエイターの周りにも少なくとも2人の相棒がいたのだろうと思う。

 

キングオブコントを優勝したハナコは大学の先輩だが、別々の漫才コンビから3人になって4年で優勝した。

 

 

奇跡はいつも3人で起こすのだ。

 

僕が社会人として奇跡を起こすはずの残りの2人は、

まだ見つかっていない。

雨と風とロック

私は元気です。

 

フェスに行ってきた。

1年に1回の幸せな土日。

去年僕はこのフェスでフェス童貞を卒業し、人生で最高のバンドに出会った。(このバンドはフェスに出ていた訳ではない)

 

今年も最高に楽しかったし、涙が出るほど感動したし、こんな風になりたいとたくさん思う2日間だった。

 

ただ、きっとこのフェスに参加した全員にもう一つの思い出ができたはずだ。

 

それは、土砂降り。

1日目は大雨に降られ、2日目はその雨を吸った泥との闘い。

 

みんな服も靴もぐちゃぐちゃ。

 

僕らも最終日早めに切り替えて、温泉に行くことにしたのだが、

足が汚すぎて温泉に入ることもできない。

 

温泉の方にジョウロを出してもらって、足を洗ってからの入店。汚れた靴(クロックス)は靴ロッカーにはしまえず、そのまま置かせてもらった。

 

その後のお風呂はここまでかというくらいに気持ちよかった。

温泉に30分しか時間を取れなかったことを未だに後悔している。

 

急いでお風呂からあがり、お会計にいくと

ジョウロを貸してくれた方が小声で言った。

 

靴あの子が洗って、拭いといてくれたから。

 

!!!!

何というおもてなし!何というホスピタリティ!

僕は感動して、(フェス会場に長くいたこともあるかもしれない)温泉にはにつかわない声を出してしまった。

 

靴を綺麗にしてくれただけでなく、私が綺麗にしといたではなく、あの子が拭いてくれたんですよと。

 

恩を売ってこない、素晴らしい対応である。

 

僕は綺麗にしてくれた男性にお礼を言った。また、大きな声で。

するとお兄さんは

 

とっても楽しかったようですね。

 

・・・

このタイミングでその答えよりもいい答えが未だに見つからない。

大丈夫ですよ。でも、大変だしたね。でもなく。とっても楽しかったようですね。

 

そうだよね。

楽しくなかったら足がこんなになるまで遊ばないよね。

さっきまでの大声とは打って変わって、小さな声しか出せなかったが、流石に感謝は伝わったはずである。あんなに感動したからね。

 

お兄さん、あの温泉のおかげであのフェスにいた誰よりも雨の思い出が良いものに昇華されたと思う。

 

 

ありがとう。

人のマイナスをプラスに変える。

なりたい憧れの人が今年の福島にはまだ残っていた。