帰りはゆっくり大荷物。
わたし元気に帰省中
今日は送り盆。
お盆て不思議だなあと小さい時から思っていたけど、亡くなってしまったあの人の為に何かしてあげられることを残しておきたいんじゃないかって最近は思っている。
うちのお盆は結果本格的で、盆棚もつくるし提灯でお墓から連れてきて、提灯で送る。
僕にとってお盆は、夏休みでみんながのんびりするイメージよりも、親戚が集まってバタバタとお墓参りに行くイメージだ。
今年もばあちゃん、慌ただしかったなあ。
母がたのばあちゃんの家にもお線香をたてて、ちょっとお茶をした。
小さな僕と行った旅行の話から、お母さんが小さな頃に行った旅行の話まで楽しそうにばあちゃんは語り続けた。
お母さんが子供の頃をきちんと想像して、確かにそんなこと言いそうだな〜なんて相槌を打てる様になった自分がやけに大人に感じた。
得てして、自分の成長を感じるのは不思議なタイミングが多いものである。
帰りの車の中で母が
もう一度人生があったら、あなたやお兄ちゃんの様な人生も生きてみたい
と言った。
それは優秀な人に囲まれて、日本の真ん中に立っていられてる(様に見える)からなんだけど
ああ、親に羨ましがられる人生を歩けているんだなと不思議な気持ちになった。
この不思議な気持ちは、マイナスの混じりがないものだったから
いいことなんだとおもう。
子供大好き、愛を伝えたがりな母は
そうなったらあなた達に会えなかったのか。それは寂しいな。
とお決まりのように付け加えていたけど、
僕はこの後そういう事を言うんだろうなと、3秒前からミットを構えていたぜ。
いとこの就職が決まったらしい。
いとこにとって小学生から憧れの鉄道会社。来年から彼も得意先である。