伊東一刀斎
私元気です。久しぶりに。
若返ったね!寝たって感じするね!
自分がここまでいかに疲れた顔、態度だったのかが露呈する様な声を沢山の人がかけてくれた。
実家にいる時、母からあなたは体力がないねって言われ続けていたことを思い出す。
いや、マラソン大会2位やし。
って返していたけど、スポーツと生活の体力は別のところで決まる様だ。
ちょっと時間ができて、色々とやりたいなと思ったここ何日かで考えたことを書く。
これを書いているのも金曜の午前中、表参道の喫茶店なのだから僕が今どのくらい暇かがみえみえだ。
僕には好きなものが沢山ある。
ただ、どれも人よりは詳しい気がしているのだけど、それを詳しい人の中では知識の少ないやつになってしまう。
もっと好きなものを極めよう。
ここまで生きてきてそう思うことが何度あったことか。
やりたいことをやれる時間ができて、その答えがなんとなくわかった。
沢山のものが好きなんだけど、その時好きでいられるものが1つしかないのだ。
僕はミスチルが好きだった。
高校の時初めて生で桜井さんを観て号泣した。
本当の話である。
そんなミスチルをダンスを始めた途端に聴かなくなってしまった。ダンスを始めてHIPHOPやファンクばかり聴いた。
いい曲を探してはみんなと共有して、友達のプレイリストから曲を盗むのが好きだった。
バスケにハマって、ダンスにハマって、今は仕事ばかり。
もちろん、夢中になっていなかったり、時間をかけていないだけで、どれも今もとても好きなのだけど。
好きなことを入れておく引き出しが1つしかないんだと思う。
その1つはみんなのものより大きいはずだが。
みんなの様に"仕事とゴルフとサーフィンとサウナと"みたいに
好きなことを入れておく引き出しに仕切りをつけたい。
こんな回りくどい話し方をして何を伝えたいかといえばそれも皮肉なことに1つしかなく。
やりたいことが沢山ある!ということだ。
仕事、ダンス、ギター、スケボー、バスケ、ハリネズミ、絵の勉強…
情熱の振り分けかたを教えてはくれないか。
もちろん1つに対する熱の量は落とさないやり方で。
僕は、好きなもの一刀流。
それと通じてか通じずか、僕は浮気をしたことがない。